表紙 刷り色:プロセス4°+マットニス+グロスニス
- 紺帯ベースC:100,M:85,Y0,Bk0で印刷
- 紺帯に対して帯部全面にマットニスを印刷
- 作成したパターン版でグロスニスをマットニスの上から印刷することによりマットとグロスの対比ができ、グロスニスのパターンが鮮明に出てくる(バックの色が薄いと効果は出ない)
- さらに2種類のグロスニスを調合してマットニスの上に印刷することにより疑似エンボス効果を出した
- CMYK版
- グロスニス版
- マットニス版
視覚にはじまり、触覚、そして味覚、嗅覚、聴覚に至るまで
製品や素材の魅力が人々の五感に伝わるような、リアルな印刷表現。
企画デザインから製版、印刷に至るまでのすべての工程において
印刷物としての魅力を最大限に引き出すために
最もふさわしい表現手法を考え、ブランド価値を高める印刷物を完成させる。
それが、写真化学の印刷価値創造プロジェクト「感色」です。
「赤」をテーマにした初回号をご覧になった皆様からの、「きれいですね」「よくわからない」などの反応を受け止めつつ、第2号は「青」をテーマに、様々な素材感の印刷表現に挑戦しました。ガラスの硬質さ、蝶の翅の繊細なきらめき、ゆらめく水面や透き通るクラゲをモチーフにしました。蝶は翅脈や翅の色ごとに異なる印刷を施しています。前号同様、冊子を長い時間手にして読んでいただけるようにと意図し、今号のテーマである「青」にまつわるコラムを備えました。