表紙カバー
用紙:ジェラードGA 四六判Y目130Kg
刷色:0°/UV銀1色
- 裏面をUV印刷にて銀刷1色
- 表面に黒箔を押す
- 銀刷りした裏面に天の川と星座の一部を位置合わせしてレーザーカッターで抜き加工し穴を通して表紙から覗く艶のある星の存在感が出るよう設計
- 仕上がり(表面)
- 仕上がり(裏面)
- 表面:黒箔版
- 裏面:銀版
- レーザーカットデータ
視覚にはじまり、触覚、そして味覚、嗅覚、聴覚に至るまで
製品や素材の魅力が人々の五感に伝わるような、リアルな印刷表現。
企画デザインから製版、印刷に至るまでのすべての工程において
印刷物としての魅力を最大限に引き出すために
最もふさわしい表現手法を考え、ブランド価値を高める印刷物を完成させる。
それが、写真化学の印刷価値創造プロジェクト「感色」です。
Back Number 感色バックナンバー
前号でデザインリニューアルした「感色」について、さまざまなご意見をいただき、試行錯誤しながら企画したのが、vol.12「黒」でした。通常より深い「黒」の表現を狙い、インキに「ハイブラック」を取り入れています。写真のもつ素材感を追求してきたこれまでとは逆に、あえて写真のないページを構成するという試みも行いました。表紙はトムソン加工よりもさらに細かい模様を切り出せる「レーザー加工」で1枚ずつ穴を開けています。CMYKの印刷線数を粗くすることでベースの銀インキがのぞくページが好評でした。